「生理が数日遅れた」時期(妊娠4週前後)に検査をしても、妊娠検査薬の反応もあいまいで、病院でも確定診断が出来ない場合もありますが、不安や心配事も多いことと思います。
妊娠かな?と思ったら、まずは当院にご相談ください。
妊婦健診は妊娠8週目から実施します。
24週目までは4週間ごとに、そこから36週目までは2週間ごとに、それ以降は1週間ごとに実施していきます。
※当クリニックでは分娩は取り扱っておりませんが、32週前後までの妊婦健診を行っています。分娩はグループの分娩施設をはじめ、ご希望の分娩施設へご紹介します。
基本検査だけでなく、超音波検査や貧血検査なども併せて行ってまいります。
なお、千葉県の母子手帳の別冊には妊婦健診補助券が入っておりますので、妊婦健診時には母子手帳をご持参ください。
(各自治体によって対応が異なりますので、県外の方は当産院までお問い合わせください。)
グループ内のファミール産院きみつにて、専門医が出生前診断と遺伝カウンセリングを行っております。
受診をご希望される方は、まずは当院の医師までご相談ください。
出生前診断をご希望の方には、まずは遺伝カウンセリングを受けていただきます。
出生前診断とはどのようなもので、どのような検査があるのか専門医がご説明し、今後の方針を計画していきます。
赤ちゃんへの病気の遺伝のご心配などがありましたら、その際に遠慮なくお聞かせください
NIPT(新型出生前診断)とは、ママの血液中にあるあかちゃんのDNAを調べることでおなかの中の赤ちゃんが染
色体疾患をもつ可能性をみるための検査です。
ファミール産院きみつはNIPT(新型出生前診断)の公認施設になっています。
超音波検査を用いたスクリーニング検査で、初期に診断可能な胎児形態異常と、胎児の後頚部・鼻骨・心臓など
の観察により染色体異常(ダウン症・18トリソミー・13トリソミー)の可能性を検査します。
胎児の後頚部のむくみ(NT)を超音波で計測することで、染色体異常(ダウン症・18トリソミー・13トリソミー)
の可能性を判定します。
高精度の計測を行うために、当産院では国際NT資格(FMF認定資格)を有した医師による検査を行なっています。
胎児の後頚部のむくみ(NT)の測定値と、妊婦さんの血液中の血清マーカーの解析値から、胎児染色体異常(ダ
ウン症・18トリソミー)である可能性を判定します。
妊婦さんの血液中に含まれる4種類の成分を測定し、胎児がダウン症、18トリソミー、開放性神経管欠損症であ
る可能性について判定します。
超音波検査を用いたスクリーニング検査で、この段階では主に胎児外表奇形と呼ばれる、目で分かるレベルの身
体の異常を検査します。
確定的検査に位置付けられており、これにより診断結果が確定します。
羊水中に含まれる胎児の細胞を採取し、主に染色体の変化(染色体異常)があるかどうかを調べるための確定的
検査として実施されます。
分類 | 週数 | 実施時期 | 料金 |
---|---|---|---|
カウンセリング | 1遺伝カウンセリング | 初回 | 6,000円 |
非確定的検査 | 2NIPT(カウンセリング) NIPT(検査) |
8週~ 10週〜 |
6,000円 140,000円 |
3胎児初期超音波検査 | 10週~14週 | 11,000円 | |
4胎児頸部浮腫(NT) | 11週~13週 | 5,000円 | |
5ファーストスクリーン検査 | 11週~13週 | 39,000円 | |
6クアトロ検査 | 15週~18週 | 28,000円 | |
7胎児中期超音波検査 | 20週前後 | 17,000円 | |
確定的検査 | 8羊水検査 | 16週前後 | 140,000円 |
妊娠されたものの、残念ながら流産に至ってしまうことがあります。
様々な要因から流産は妊娠全体の15~20%程度に起こると言われています。
流産となった場合、自然排出されるのを待つ場合もありますが、 いつ排出されるのか予測できないことや、
出血や痛みが伴う可能性があることから 手術を選択する方が多くいらっしゃいます。
当クリニックでは、身体にも心にもできるだけ負担が少ない 安心してお受けいただける流産手術を行っています。
流産手術には、子宮内の内容物を掻き出す掻爬法(そうはほう)と子宮内の内容物を吸い出す吸引法の2種類があります。
一般的に掻爬法では、手術前日に子宮口を広げる処置を行うケースが多く、この際に強い痛みを感じる場合があります。
一方、吸引法ではこの術前処置が不要で、またそれにより来院回数も抑えられるため、心身への負担を軽減することができます。
さらに、掻爬法に比べると合併症の発生頻度が1/2~1/3程度に押されられるため、安全面においてもメリットがあります。
この様な理由から、当クリニックでは吸引法を採用しており、その中でも痛みや出血が少なくWHO(世界保健機構)でも推奨されている手動真空吸引法(MVA:Manual Vacuum Aspiration)での流産手術を行っています。